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Cisco のエラー「remote user is disabled」
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結論から言うと、これはアカウント、パスワード、サーバーの問題ではありません。Cisco のクライアントが「この Windows パソコンはリモートセッションで操作されている」と判断し、組み込みの安全ルールで接続を拒否しています。よくある原因は、Windows のリモートデスクトップでそのパソコンを操作していることです。バックグラウンドでリモートセッションを開く遠隔操作ソフトや監視ソフトが原因のこともあります。パソコンの前で直接サインインするか、そのソフトを外せば接続できます。
エラーの見え方
「Connect」(接続)をクリックしても、サインイン画面が出ずに 2 つのメッセージが表示されます。1 つ目が本当の原因で、2 つ目はその結果にすぎません。
- VPN establishment capability for a remote user is disabled. A VPN connection will not be established.(リモートユーザーによる VPN 接続は無効になっています。VPN 接続は確立されません。)
- Cisco Secure Client was not able to establish a connection to the specified secure gateway. Please try connecting again.(指定したセキュアゲートウェイに接続できませんでした。もう一度接続してください。)

なぜ起きるのか
Cisco のクライアントは接続の前に、パソコンを使っている人がその場でサインインしたのか、リモートで入ってきたのかを確認します。リモートなら、初期設定では接続を拒否します。これはクライアントに組み込まれた安全ルールで、あなたのパソコンにリモートで入った第三者が、あなたになりすましてネットワークに参加するのを防ぐためのものです。
そのため、同じパソコン・同じアカウントでも、前に座っていれば問題なくつながり、リモートで入っていると失敗します。やり直しても地域を変えても結果は同じです。
どれに当てはまるか確認する
リモートセッション中かどうかを確かめるには、Win + R キーを押して cmd と入力して Enter を押し、下のコマンドを実行します。> の付いた行が今のセッションです。セッション名が rdp-tcp で始まっていればリモート、console ならパソコンの前でサインインしています:query session
- 別のパソコン、スマホ、タブレットから、Windows のリモートデスクトップでこのパソコンを操作している。一番多いケースです。
- そのパソコンがクラウド PC、クラウドデスクトップ、リモートワーク用のマシンである。多くはリモートデスクトップで画面を届けています。
- 以前リモートデスクトップでサインインして、サインアウトしていない。そのセッションがまだ残っていると、キーボードの前にいてもリモートユーザー扱いされることがあります。
- バックグラウンドでリモートセッションを開くソフトが入っている。遠隔操作・リモートサポートツール、操作監視ソフト、勤務先が入れた管理エージェント、遠隔サポートやネットワーク保護を同梱した 360 などのセキュリティソフトです。すべてがこのエラーの原因になるわけではありませんが、リモートデスクトップを使っていないのにこのエラーが出るなら、1 つずつ確認する価値があります。
直し方
- 今リモートデスクトップを使っている:切断し、パソコン本体のキーボードとマウスでサインインしてから「Connect」をクリックします。
- 以前リモートでサインインした:Windows からサインアウトするか再起動し、パソコンの前でサインインしてから接続します。
- どうしてもリモートで操作する必要がある:Windows のリモートデスクトップではなく、RustDesk や VNC など、ローカルのデスクトップをそのまま操作するツールを使います。これらはリモートユーザーとして扱われません。
- リモートデスクトップを使っていないのにエラーが出る:「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開き、遠隔操作ツール、監視ソフト、360 などのセキュリティソフトをアンインストールし、再起動してもう一度試します。つながれば、そのどれかが原因です。必要なものを 1 つずつ入れ直して、どれが原因か突き止めてください。
- クラウド PC やクラウドデスクトップで、サインインの方法を変えられない:OpenVPN か Webプロキシに切り替えます。どちらにもこの制限はなく、同じアカウントで使えます。
よくある質問
アカウントやパスワードに問題があるのですか?
いいえ。このエラーはそれらを聞かれる前に出るもので、アカウント、パスワード、有効期限とは関係ありません。
別の地域のサーバーアドレスにすれば直りますか?
直りません。拒否しているのはあなたのパソコン上のクライアントで、選んだサーバーではありません。
Cisco のクライアントを入れ直したほうがいいですか?
その必要はありません。これはクライアントの正常な動作で、インストールが壊れているわけではありません。
このパソコンにはどうしてもリモートでしか入れません。どうすればいいですか?
方法は 2 つです。RustDesk や VNC のようにローカルのデスクトップを操作するリモートツールを使うか、リモートデスクトップの中でも使える OpenVPN か Webプロキシに切り替えてください。
なぜ 360 のようなソフトを名指しするのですか?
この種のセキュリティソフトや監視ツールは、遠隔サポートやネットワーク保護の機能を含んでいることが多く、パソコンのセッションやネットワークの設定を書き換えます。Cisco や OpenVPN などのクライアントがつながらないときの、よくある干渉元の 1 つです。このエラーの原因とは限りませんが、一度外して試してみる価値はあります。