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中国で VPN がつながらない?原因と試すべきこと
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自国で使えていた VPN が中国本土で止まるのは、たいてい端末の不具合ではなく、現地のネットワークがそのプロトコルを識別して接続を妨害しているためです。ですから対処は、ネットワークから見えるものを変えることです。ネットワーク、接続方法、地域を、この順に1つずつ替えていきます。「遅い」は別の問題で、主な原因は夜のピーク時の国際回線の混雑か、通信事業者に合わない地域を選んでいることです。このページは中国特有の問題の出発点で、各ステップから詳しいガイドにリンクしています。
自国では使えたのに中国で使えない理由
- プロトコルが識別される:中国本土のネットワークは一部の VPN プロトコルを識別して妨害します。これは特定のサイトがブロックされるのとは別物で、接続そのものが断たれるので、アプリが「接続中」のまま止まったり、つながって数秒で切れたりします。
- サーバーのアドレスが妨害される:プロトコルは問題ないものの、接続先のアドレスにいまは届かない状態です。別の地域ならたいていつながります。
- アプリが自社サービスに届かない:ログインやサーバー一覧の取得のために自社のウェブサイトへ接続する必要があるアプリがあります。そのサイトが中国から開けないと、アプリはログインで止まります。
- DNS:経路がないと、一部のドメインの名前解決で誤ったアドレスが返され、サイトが開かなかったり別のものが開いたりします。仕組みは「DNS リークと DNS 汚染」で説明しています。
- 敏感な時期:特定の日付の前後は規制が厳しくなり、普段使える方式が数日不安定になることがあります。そうしたときこそ、2つ目の接続方法が役に立ちます。
- 夜のピーク:国際回線は夜8時から11時がいちばん混みます。VPN はつながるのに遅い状態で、ブロックとは関係ありません。
切り分け:5つを1つずつ替える
- ネットワークを替える。Wi‑Fi からモバイルデータへ、またはその逆に。ホテルの Wi‑Fi でだめならスマートフォンのテザリングにつなぎます。妨害の仕方はネットワークや通信事業者によって違うので、問題がどちら側にあるかはこのステップでいちばん早く分かります。
- 接続方法を替える。LeoTun のアカウント1つで6つの方式が使え、あるプロトコルへの妨害はほかのプロトコルとは無関係です。Hiddify、「プライベート」、OpenVPN は UDP を使います。これらがだめなら、TLS で動き普通の HTTPS サイトへのアクセスと同じに見える Cisco に切り替えます。端末全体の方式が何度も切れるなら、Webプロキシに切り替えます。どのネットワークにどの方式が合うかは「接続方法ごとの向いている場面」をご覧ください。
- 地域を替える。別の地域でつながるなら、最初の地域の入口に届かなかっただけです。小規模な通信事業者の回線や、国際回線が不安定なときは、中国入口の地域を選びます。こうした回線では、たいていこちらのほうが安定します。通信事業者別の選び方の目安は「中国国内からいちばん速い地域は?」にあります。
- DNS と IPv6 を確認する。クライアントは接続済みと表示するのにページが開かない、一部のアプリだけ使えない、という場合は、手動で設定した DNS サーバー、Android の「プライベート DNS」、ブラウザのセキュア DNS がないか探し、試しに一度オフにします。現地のネットワークが IPv6 アドレスを配っているなら、比較のために一度 IPv6 をオフにします。当社の経路では DNS は経路側で割り当てられトンネル内で解決されるので、普通は DNS の設定を変える必要はありません。
- 端末の時計とアカウントを確認する。暗号化接続には数分以内の正確な時刻が必要なので、時差のある国へ移動したら、スマートフォンやノートパソコンを日付と時刻の自動設定にしてください。次にサイトにログインして有効期限を確認します。完全なチェックリストは「つながらない・遅い・切れるときの確認方法」にあります。
つながるけれど遅い:まず遅い区間を見つける
- まず経路なしで手元の速度を測ります。そこが遅ければ、どんな経路でも速くはなりません。
- 地域は通信事業者で選びます。北部の中国聯通(China Unicom)ならまず日本と韓国、南部の中国電信(China Telecom)なら東南アジアかオーストラリア、中国移動(China Mobile)やその他の回線なら中国入口を試してください。
- 夜8時から11時:地域一覧の赤・黄・緑の負荷ランプを見て、緑の地域に移ります。つなぎ直すより効果があります。
- モバイルデータや古い回線のようにパケットロスの多いネットワーク:パケットロスに強いプロトコルを使う Hiddify に切り替えます。
- ホテル、学校、オフィスのように UDP を制限するネットワーク:Cisco に切り替えます。
- 公平な速度測定のやり方と区間ごとの読み方は「VPN が遅い?正しい速度測定のやり方と原因の見つけ方」で説明しています。
VPN ではなくホテルのネットワークが原因のとき
ホテル、サービスアパートメント、カフェのネットワークには独自の制限があり、「VPN が壊れた」という報告の多くはここから始まっています。確かめ方は1つ。同じ端末をスマートフォンのテザリングにつないで、もう一度接続してみてください。そちらで使えるなら、原因はホテルのネットワークです。
- 経路をオフにしても中国のサイトまで遅い:ホテルの帯域を宿泊客で分け合っており、夜に特に目立ちます。モバイルデータを使うか、ピーク時を避けてください。
- 数時間おきに切れる:ホテルのログインセッションが切れています。ブラウザでログインし直してから、つなぎ直してください。
- つないだ瞬間から遅い、または切れる:ホテルのネットワークが UDP を制限しています。Cisco に切り替えてください。
- 何を使っても続かない:Webプロキシを使います。リクエストごとに通信し長時間の接続を持たないので、仕組み上「切れる」接続そのものがありません。対象はブラウザ専用です。
何度も切れる
- スマートフォンの省電力機能:Android のバックグラウンド制限がクライアントを止めてしまい、画面がロックされてしばらくすると切れる、という形で現れます。クライアントを除外リストに入れ、電池の最適化をオフにしてください。
- Wi‑Fi とモバイルデータの行き来:接続は必ず張り直され、それが正常です。「プライベート」は自動で復帰し、ほかの方式は一度つなぎ直す必要があります。
- 1台の端末で端末全体の方式は一度に1つだけ動かしましょう。2つ動かすとネットワーク設定を奪い合います。
すべて試した:サポートに送る4つのこと
接続方法、地域、エラーの文面かスクリーンショット、そして発生した時刻。この4つがあれば、ほとんどの問題は最初の返信で特定できます。サポートグループでは AI アシスタントが24時間対応しています。中国国内で経路がない状態でも QQ グループは直接開け、メールでも連絡できます。すべての窓口はお問い合わせページに、サイトが開かないときの代わりの手段は「連絡が途切れないようにするには」にあります。
よくある質問
昨日まで使えていたのに使えなくなりました。ブロックされたのですか?
いちばん多い原因は、接続先のアドレスが妨害されているか、そのサーバーにいまは届かないことで、別の地域ならたいていつながります。当社のアドレスは自動で切り替わるので、クライアントに保存したアドレスはそのままで構いません。もう1つよくある原因は、アカウントの期限が切れたばかりということです。特定の日付の前後は規制が厳しくなるので、そうした日は複数の接続方法を試してください。
サービス全体が止まっているのか、1つの地域だけなのか、どう見分けますか?
同じアカウントで地域を替え、次に接続方法を替えます。どれか1つの組み合わせでもつながるなら、妨害は1つのアドレスか1つのプロトコルに限られていて、アカウントもサービスも正常です。
中国では夜になると VPN がとても遅くなるのはなぜですか?
夜8時から11時は全国的なピークで、国際回線がいちばん混み合います。緑のランプの地域に移るか接続方法を替えるほうが、つなぎ直すより効果があります。それでも遅いなら、よくある原因は手元の回線か、通信事業者に合わない地域です。
公開 DNS サーバーに替えれば直りますか?
一部しか直りません。DNS を替えると問い合わせ先は変わりますが、答えが途中で書き換えられることはあり、正しいアドレスでも届かないことがあります。名前解決とアクセスの両方を経路に通すのが根本的な解決で、経路がオンなら自分で DNS を変える必要はありません。「DNS リークと DNS 汚染」をご覧ください。
サイトが開きません。クライアントはつながりますか?
つながります。経路はウェブサイトに依存しないので、設定済みのクライアントは普段どおりつながります。接続してからサイトを開いてください。サイトには内容がまったく同じドメインが4つあります。7d24hrs.com、7x24btc.com、anyfq.com の順に試してください。