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Mac で Cisco クライアントを手動でアンインストールする方法
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結論から言うと、Cisco のアイコンをゴミ箱に入れてもアンインストールにはなりません。バックグラウンドのサービスやシステムフォルダー内のファイルが残ります。消し方は、お使いの Mac が 3 つのケースのどれに当たるかで変わるので、自分のケースだけを行ってください。ケース 1:「アプリケーション」の Cisco フォルダーにアンインストーラーが残っている → それを使う。ケース 2:アンインストーラーがない、または何も起きない → ターミナルで付属のアンインストールスクリプトを実行する。ケース 3:スクリプトもない、またはアンインストール後も再インストールに失敗する → 残ったフォルダー、起動項目、インストール記録を手作業で削除する。最後に一度再起動すれば、またインストールできます。普通のアップデートならこの作業は不要で、新しいバージョンを上から入れるだけです。インストーラーがエラーになる、クライアントが壊れて直らない、他人が入れた古いものが残っている、という場合だけ行ってください。
手動アンインストールが必要なとき
- 新しいバージョンのインストールに失敗する。たとえば「より新しいバージョンがすでにインストールされています」と出る、インストーラーが途中で終了する。
- 以前の勤務先や学校の古い AnyConnect が Mac に残っていて、他人のサーバー設定が今必要な設定とぶつかる。
- 「アプリケーション」からアイコンを消したのに、メニューバーに Cisco のアイコンが残っている、または起動後にクライアントが動いている。
- クライアントが開かない、または接続時にクラッシュし、再インストールしても直らない。
ケース 1:アンインストーラーが残っている → それを使う
Cisco のクライアントには専用のアンインストーラーが付いています。ほとんどの場合はこれだけで済みます。
- 接続を切り、メニューバーのアイコンからクライアントを終了します。
- Finder で「アプリケーション」を開き、Cisco という名前のフォルダーに入ります。
- 「Uninstall Cisco Secure Client」をダブルクリックします。古い 4.x では「Uninstall AnyConnect」という名前です。
- 求められたら Mac のログインパスワードを入力し、アンインストール完了の表示が出るまで待ちます。
- Mac を再起動します。その後「アプリケーション」から Cisco フォルダーが消えていれば完了で、ほかの 2 つのケースは気にしなくてかまいません。
ケース 2:アンインストーラーがない、何も起きない → ターミナルでスクリプトを使う
画面上のアンインストーラーは、代わりにスクリプトを実行しているだけです。アンインストーラーがない、または何も起きないときは、そのスクリプトを直接実行すれば同じ結果になります。
- ターミナルを開きます。Command + スペースを押し、「ターミナル」と入力して Return を押します。
- 現行版(Cisco Secure Client 5.x)なら、次の 1 行を貼り付けて Return を押します:
sudo /opt/cisco/secureclient/bin/vpn_uninstall.sh - 古い版(AnyConnect 4.x)なら、こちらの 1 行です:
sudo /opt/cisco/anyconnect/bin/vpn_uninstall.sh - ターミナルが Mac のログインパスワードを求めます。入力しても画面には何も表示されませんが、正常です。入力して Return を押してください。
- 「No such file or directory」(そのファイルやディレクトリはありません)と出たら、その版は Mac に入っていないか、すでに一部削除されています。もう一方の行を試してください。どちらもだめならケース 3 なので、次のセクションに進みます。
- スクリプトが終わったら Mac を再起動します。
ケース 3:スクリプトもない、再インストールに失敗する → 残りを手作業で削除
アンインストーラーもスクリプトも使えない、または使ったあとも新規インストールに失敗する場合は、Cisco がシステムに残したものを自分で削除します。以下のコマンドが触れるのは Cisco 自身のフォルダーだけです。各行をまるごとコピーして貼り付け、パスを書き換えたり途中にスペースを入れたりしないでください。
「アプリケーション」に Cisco フォルダーがまだあり、その中に名前に Socket Filter を含むアプリがあれば、先に Finder でそのアプリをゴミ箱にドラッグしてください。この方法で消すと、そのアプリが入れたネットワーク機能拡張も macOS が削除してくれます。コマンドで消した場合はそうなりません。
- ターミナルを開きます。Finder で「アプリケーション」に入り、その中の「ユーティリティ」フォルダーを開いて「ターミナル」をダブルクリックします。以下の各コマンドを貼り付けて Return を押してください。最初のコマンドで Mac のログインパスワードを聞かれます(入力中は何も表示されません)。
- プログラム本体を削除します:
sudo rm -rf /opt/cisco/secureclient /opt/cisco/anyconnect - 「アプリケーション」のフォルダーを削除します:
sudo rm -rf /Applications/Cisco - バックグラウンドサービスの起動項目を削除します(2 行とも実行):
sudo rm -f /Library/LaunchDaemons/com.cisco.secureclient.* /Library/LaunchDaemons/com.cisco.anyconnect.* sudo rm -f /Library/LaunchAgents/com.cisco.secureclient.* /Library/LaunchAgents/com.cisco.anyconnect.*- 個人の設定を削除します(保存したサーバーアドレスはここにあるので、あとで入力し直すことになります):
rm -rf ~/.cisco ~/.anyconnect
ケース 3 の続き:インストール記録を消す
macOS は、各インストーラーパッケージがどのバージョンを Mac に入れたかを記録しています。ファイルは消えても記録が残っていると、インストーラーは「より新しいバージョンがインストール済み」と言い続けて実行を拒みます。手作業でファイルを消したあとは、必ずこのセクションも行ってください。
- ターミナルで Cisco のインストール記録を一覧表示します:
pkgutil --pkgs | grep -i cisco - com.cisco で始まる名前がいくつか表示されます。1 行ごとに次のコマンドを実行し、末尾の名前をその行の名前に置き換えてください:
sudo pkgutil --forget com.cisco.pkg.anyconnect.vpn - 最初のコマンドをもう一度実行し、何も表示されなければ記録は消えています。
3 つのケース共通:再起動、確認、再インストール
- Mac を再起動します。バックグラウンドサービスが完全に消えるのは再起動後です。
- メニューバーに Cisco のアイコンがなく、「アプリケーション」に Cisco フォルダーもなければ、きれいにアンインストールできています。
- 念のため確かめるなら、ターミナルで次を実行します。「No such file or directory」と出れば OK です:
ls /opt/cisco - 当社の Cisco ページから macOS 用のインストーラーをダウンロードして、もう一度インストールします。最初の接続時に macOS がネットワーク機能拡張の許可をもう一度求めますが、想定どおりです。macOS のネットワーク機能拡張の許可についてのガイドに沿って進めてください。
よくある質問
Cisco をゴミ箱にドラッグするだけではだめですか?
だめです。クライアントの大部分は「アプリケーション」ではなくシステムフォルダーにあり、Mac の起動とともに動くバックグラウンドサービスも持っています。アイコンを消してもそれらはすべて残り、再インストールしてもぶつかったままです。
アンインストールしてもアカウントは残っていますか?
残っています。アカウントと有効期限はサーバーに保存されており、Mac に何が入っているかとは関係ありません。アンインストールで消えるのはこのパソコンに保存したサーバーアドレスだけなので、再インストール後にアドレス、ユーザー名、パスワードを入力し直してください。
普通のアップデートの前にもアンインストールが必要ですか?
必要ありません。新しいバージョンをそのまま入れれば古いものと置き換わり、保存したサーバーアドレスも残ります。アンインストールはインストーラーが失敗するときやクライアントが壊れたときだけにしてください。
会社から支給された Mac でもやっていいですか?
やめておいたほうが無難です。業務用の Mac では Cisco のクライアントは通常 IT 部門が管理しており、自分で消すと社内ネットワークに入れなくなるおそれがあり、自動で入れ直されることも多いです。まず IT 部門に相談してください。
Cisco のクライアントはもう入れたくありません。代わりはありますか?
あります。当社の Cisco ページでは、オープンソースの OpenConnect GUI クライアントも提供しています。同じアカウント・同じサーバーアドレスで使え、公式の Cisco クライアントの代わりになります。