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中国で ChatGPT が使えない理由と、つなぐときのポイント
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結論から言うと、中国本土から ChatGPT などの AI サービスが使えないのには、別々の理由が2つあります。1つは現地のネットワークからサービスに届かないこと、もう1つはサービス自体が一部の国・地域でしか提供されていないことです。そのため、ネットワークの壁を越えるだけでは足りません。接続の出口がサービスの対応地域にあり、しかも毎回同じ地域であることが必要です。ネットワークの部分は経路で解決できますが、登録・電話番号の認証・支払いはお客様とサービスとの間の問題で、どんな経路でも変えられません。このガイドでは、2つの原因、ネットワーク側で押さえるべき点、よく出るメッセージの意味、使えなくなったときの確認順をまとめます。最終的に使えるかどうかは出口の地域とサービス側のルール次第で、特定の AI サービスについて当社が利用を保証するものではありません。
中国から使えない理由:2つの制限が重なっている
1つ目はネットワークです。中国本土のネットワークからは、サービスのサーバーに届きません。ページが読み込み中のまま止まる、接続がタイムアウトする、アプリにネットワークエラーが出る、といった症状になります。Google が開かないのもこの層の問題です。
2つ目はサービス側の地域制限です。ChatGPT のようなサービスは限られた国・地域でのみ提供されており、リクエストがどこから来たかを見ています。対応していない地域からのリクエストは、ネットワークの経路に問題がなくても断られます。対応地域のリストはサービスが決めるもので、変わることもあるため、サービスの公式サイトで確認してください。
この2つは分けて考えましょう。1つ目は使える経路につなげば解消し、2つ目はその経路の出口がどこにあるかで決まります。「VPN をつないでいるのに使えない」というケースの多くは、2つ目でつまずいています。
ネットワーク側で押さえる4つのポイント
LeoTun では1つの地域を複数のサーバーで提供しているため、同じ地域に2回つないでも IP アドレスが違うことがあります。これは正常で、固定すべきなのは地域であって、特定のアドレスではありません。通信事業者ごとの選び方は「中国国内から一番速い地域はどこか」を参照し、サービスの対応地域に絞ったうえで、その中から一番速いものを選んでください。
- 出口を対応地域に置く:クライアントやルーターの管理画面で、具体的な海外の地域を選びます。その地域が対応しているかどうかは、サービスが公開しているリストで確認します。
- 毎回同じ地域を使う:サービスはアカウントがどこからログインしているかを見ています。今日はこの国、明日は別の国、という使い方をすると再認証を求められやすく、制限がかかることもあります。1つ決めたら変えないようにしましょう。
- セッションの途中で国を変えない:会話の途中で地域を切り替えると、たいていセッションが無効になり、ログインし直すことになります。
- 共有の出口ならではの代償:VPN、プロキシ、会社のネットワークなど、多くの人が共有する出口は、自宅の回線に比べて「人間であることの確認」や一時的な制限に当たりやすくなります。アドレスを共有している以上避けられないものです。そうなったら別の対応地域に移り、以後はそこを使い続けます。
Google が開かない:これはネットワーク層だけの問題
Google 検索のようなサイトが開かない場合、原因はネットワーク層だけです。地域の対応状況は関係ないので、確認は短く済みます。経路がつながっていることを確かめたら、次の点を見てください。
- 中国国内でスプリットルーティング(振り分け)をオンにしている:一度「グローバル」に切り替えます。グローバルなら開けて振り分けでは開けない場合、そのアドレスが振り分けリストに入っていません。サポートに送ってください。
- ブラウザにほかのプロキシ拡張機能が入っている:まずそれを無効にします。2つの拡張機能がプロキシ設定を取り合ってしまいます。
- Webプロキシを使っている:このブラウザの拡張機能がプロキシのプロファイルになっていて、「直接接続(Direct)」になっていないか確認します。
- ほかの海外サイトも開かない:経路そのものの問題です。「つながらない・遅い・切れるときの確認方法」に沿って確認してください。
よく出るメッセージが意味すること
- ページが読み込み中のまま・タイムアウト・まったく開かない:ネットワーク層が通っていません。経路がつながっていないか、振り分けがオンでサービスのドメインの一部が直接接続になっています。
- 「お住まいの国・地域には対応していません」という表示:ネットワークは問題なく、出口の地域がサービスの対応範囲外です。対応地域に切り替えてください。
- アクセス拒否、リクエストが多すぎる、何度も認証を求められる:サービスがその出口アドレスを信用していない状態で、共有の出口によくあります。しばらく待つか、別の対応地域に切り替えます。
- トップページは開くのにログインできない:2通りあります。ログインページが開かない、ボタンを押しても反応しない場合は、ログインに使われる別のドメインが直接接続になっている可能性が高いです。アカウント、パスワード、メールアドレスや電話番号の認証についてのメッセージなら、アカウントの問題です。
- Web 版は使えるのにアプリが使えない:アプリはブラウザのプロキシ設定を使わないので、端末全体をつなぐ方式が必要です。iPhone でアプリが見つからない場合は App Store の地域の違いによるものです。「iPhone でアプリがインストールできないときの対処」をご覧ください。
- 昨日は使えたのに今日は使えない:まず経路を確認し(アカウントの期限切れ、別の地域)、次にサービス自体に障害が起きていないか確かめます。たいていはサービスのステータスページに出ています。
使えなくなったときの確認順
- 経路が使えるか確かめる:別の海外サイトを開いてみます。それも開かなければ経路の問題なので、「つながらない・遅い・切れるときの確認方法」に沿って対処します。
- 出口の地域を確かめる:IP 確認サイトを開き、選んだ地域が表示されることを確認します。
- 中国国内で振り分けをオンにしているなら、グローバルに切り替えて再試行します。グローバルなら使えて振り分けではだめな場合、サービスのドメインがまだリストに入っていないので、アドレスをサポートに送ってください。
- ブラウザのシークレットウィンドウで試し、古いセッションやほかの拡張機能の影響を除きます。
- 別の対応地域を1つ試します。それで使えたら、今後はその地域に固定します。
- ここまでやってもだめで、メッセージが認証・アカウント停止・支払いなどアカウントに関するものなら、サービス側の問題です。サービスのヘルプセンターに問い合わせてください。
どの接続方法を使うか
- パソコンのブラウザだけで使う:Webプロキシが一番手軽です。ブラウザの拡張機能1つで済み、管理者権限もいらないので、会社のノートパソコンにも向いています。
- パソコンのアプリやスマートフォンのアプリで使う:端末全体をつなぐ方式、つまり Cisco、Hiddify、プライベートのいずれかを使います。どのネットワークにどれが合うかは「接続方法ごとの向いている場面」をご覧ください。
- 家族全員やオフィス全体で使う:ルーターを使います。地域はルーターで一度選べば済み、すべての端末が同じ出口から出るので、「毎回同じ地域」という条件にそのまま合います。
アカウント・電話番号・支払い:経路では解決できないこと
登録時にどのメールアドレスや電話番号が使えるか、支払いにどのカードが使えるか、なぜアカウントが停止されたか。これらはお客様とサービスとの間の問題で、ルールを決めるのも対応できるのもサービスだけです。経路の役割は1つだけで、お客様のリクエストを安定した出口から外へ届けることです。
ネットで出回っている共有アカウントや格安で売られているアカウントは避けましょう。入力した内容はアカウントを共有しているほかの人に見えてしまいますし、いつ取り上げられてもおかしくありません。認証コードが届かないのは別の問題です。「海外アプリの認証コードが届かない?中国での Telegram・Instagram・TikTok」をご覧ください。
よくある質問
中国で ChatGPT は使えますか?
そのままでは使えません。現地のネットワークから届かないうえ、サービスは特定の国・地域でしか提供されていないからです。経路につないだ場合、使えるかどうかは出口の地域がサービスの対応地域かどうかと、アカウントの状態で決まります。当社はどの AI サービスについても利用を保証していません。24時間無料トライアルで、まずご自身のネットワークで確かめられます。
出口はどの国にすればいいですか?
サービスの公式サイトにある対応地域のリストを見て、その中からお使いの回線で一番速い地域を選び、使い続けてください。国をまたいで移動すると、再認証を求められるきっかけになりがちです。
「人間であることの確認」が何度も出るのはなぜですか?
多くの人が共有する出口アドレスは確認を求められやすく、これは VPN、プロキシ、会社のネットワークのどれでも同じです。しばらく待つか、別の対応地域に移ってそこを使い続けてください。いつもシークレットウィンドウで閲覧していると、毎回新しい訪問者に見えることも原因になります。
ChatGPT にログインできません。経路のせいですか?
どこで止まるかによります。ログインページが開かない、または反応しない場合はネットワーク層の問題で、振り分けをオンにしているなら一度グローバルにしてみてください。アカウントの段階まで進み、アカウント・認証・支払いに関するメッセージが出る場合は、サービス側で扱うアカウントの問題です。
ChatGPT の代理サイトやミラーサイトはどうですか?
こうしたサイトは、他人のアカウントを通して会話を中継しています。運営者は入力内容をすべて読めますし、誰のアカウントが使われているのかもわかりません。パスワード、仕事の資料、個人情報は入力しないでください。ツールが信頼できるかの見分け方は「危ない VPN アプリの見分け方」をご覧ください。
登録や支払いを経路で何とかできますか?
できません。登録、電話番号の認証、支払い方法はサービスが決めることです。経路が扱うのはネットワーク層だけです。