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接続方法ごとの向いている場面
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LeoTun のアカウント1つで、ルーター、OpenVPN、Cisco(AnyConnect)、Hiddify、Webプロキシ、プライベート(Tailscale)の6つの接続方法が使えます。それぞれ得意な場面があるので、このガイドでは場面ごとに答えます。まず使う端末、次にいるネットワーク、最後にやりたいことの順で、おすすめ、その理由、予備の方式を示します。覚えておくことは1つだけ。1つのアカウントに6つの方式があり、どんなネットワークにも合うものが必ずあります。
端末で選ぶ:何からつなぐか
- スマートフォン1台で旅行:Cisco か Hiddify。Cisco は公式アプリにアドレスを入れるだけでつながり、最も安定しています。Hiddify は QR コードで読み込め、パケットロスの多い回線で速い方式です。予備:「プライベート」。
- 自分のパソコン(Windows、Mac):Hiddify か「プライベート」。Hiddify は速く振り分け機能も内蔵、「プライベート」は一度ログインすればつながったままです。予備:Cisco。
- 管理者権限のない会社のノートパソコン:Webプロキシ。ブラウザ拡張機能を入れるだけで、管理者権限も不要、会社のネットワーク設定にも触れません。
- iPhone や古い端末:Cisco。システムや公式のクライアントで、何も読み込まずにつながります。互換性が最良です。
- NAS(Synology、QNAP)や Linux サーバー:OpenVPN。.ovpn ファイルを1つ読み込めば起動時に自動でつながり、こうした機器の多くはクライアントを標準搭載しています。
- テレビ、ボックス、ゲーム機、祖父母のスマートフォン:ルーター。Wi‑Fi につなぐだけで使え、端末には何も入れません。どのプランでも使えます。
- 家族全員やオフィス全体:ルーターで一度に全部を設定。外出先から自宅の NAS にもアクセスしたいなら「プライベート」を追加します。
ネットワークで選ぶ:どこにいるか
- UDP の速度を絞る寮やオフィスのネットワーク:Cisco。普通の HTTPS サイトと同じく TLS で動き、制限のあるネットワークで最も安定します。Hiddify、「プライベート」、OpenVPN はいずれも UDP を使うので、遅くなったり切れたりします。
- 回線がよく切れる、Wi‑Fi が弱い:Webプロキシ。リクエストごとに通信し長時間の接続を持たないので、仕組み上「切れる」接続そのものがありません。
- パケットロスの多い古い建物の回線やモバイルデータ:Hiddify。ロスに強いプロトコルで、こうした回線では最速です。
- パソコンで社内 VPN がすでに動いている:Webプロキシ。端末全体の VPN を2つ動かすとネットワーク設定を奪い合います。Webプロキシはブラウザだけが対象なので邪魔をしません。
- その他の通信事業者(中国移動、長城寛帯)の回線や、国際回線が不安定なとき:どの方式でも中国入口の地域を使います。こうした回線では、たいていこれが最も安定します。
用途で選ぶ:何をしたいか
- 海外で中国の動画を見る:端末全体の方式(Cisco、Hiddify、「プライベート」、OpenVPN、ルーター)で中国の地域を使い、テレビにはルーターを。動画に Webプロキシは避けてください。端末自身の通信経路を制御できないため、動画サイトから海外にいると見なされることがあります。
- ゲーム、音声・ビデオ通話:Hiddify、「プライベート」、ルーターのいずれかで、遅延の最も小さい地域を選びます。Webプロキシはブラウザだけが対象なので、ゲームや通話アプリは素通りします。
- ブラウザだけでの業務上の調べもの:Webプロキシがいちばん手軽です。社内システムにアクセスする必要があるなら、社内 VPN と当社の方式を同時に動かせるか確認し、無理なら Webプロキシを使ってください。
- サーバー、スクリプト、コマンドライン:OpenVPN。Linux デスクトップなら「プライベート」や Hiddify も使えます。
- 外出先から自宅の NAS やカメラにアクセス:「プライベート」。同じアカウントの端末どうしが、ルーターのポートを開けずにつながります。
早見表:得意なこと/それ以外で使うもの
- ルーター:得意なのは家庭、オフィス、クライアントを入れられない端末。振り分けと自動更新を内蔵。端末が1台だけ、または移動が多いなら、クライアントを直接入れるほうが身軽です。
- OpenVPN:得意なのは NAS、Linux サーバー、OpenWrt ルーター。ファイル1つで、起動時に自動接続。スマートフォンやノートパソコンの普段使いには Cisco か Hiddify のほうが手軽で、UDP が制限されたネットワークでは Cisco を選んでください。
- Cisco(AnyConnect):得意なのは制限のあるネットワーク、仕事用ノートパソコン、iPhone、古い端末。互換性が最良。中国国内にいて中国のサイトは直接つなぎたいなら、Cisco の欄にある振り分けスクリプトを追加します。
- Hiddify:得意なのは速さとパケットロスの多いネットワーク。QR コードで読み込み、1つのアプリで5つのプラットフォームに対応、振り分け機能を内蔵。UDP が制限されたネットワークでは Cisco に切り替えます。
- Webプロキシ:得意なのは管理者権限がない、社内 VPN がすでに動いている、回線がよく切れる、という場面。動画アプリ、ゲーム、通話には端末全体の方式を使ってください。Webプロキシはブラウザ専用です。
- プライベート(Tailscale):得意なのは端末が多い、一度ログインしたら放っておきたい、外出先から自宅の機器にアクセスしたい、という場面。UDP が制限されたネットワークでは Cisco に、端末でほかの VPN がすでに動いているときは Webプロキシに切り替えます。
地域は通信事業者で選ぶ
同じ方式でも地域によって速度が数倍違うことがあり、原因はサーバーではなく、その地域へのあなたの通信事業者の出口です。北部の中国聯通(China Unicom)ならまず日本と韓国、南部の中国電信(China Telecom)なら東南アジア(シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア)かオーストラリア、その他の通信事業者(中国移動、長城寛帯)なら中国入口の地域を試してください。
地域一覧の赤・黄・緑のランプは各地域のリアルタイムの負荷を表します。日本のサーバーが複数あるなら緑のものを選びましょう。夜8〜11時は全国的なピークで、このとき緑の地域に切り替えるのがいちばん効きます。
振り分け:中国のサイトは直接、それ以外は経路経由
振り分けが必要なのは中国本土にいる人だけです。中国国外にいる人は全体モードを使ってください。振り分けると一部のサイトが遠回りになるからです。Hiddify はクライアントで「自動振り分け」に、Webプロキシは拡張機能で切り替え、ルーターのファームウェアは標準で振り分けます。Cisco と OpenVPN は接続後すべての通信を経路に通すので、Cisco の欄にある振り分けスクリプトが必要です。
振り分けモードで開かないサイトがあれば、まず全体モードで試します。開くなら一覧に載っていないだけ、それでも開かないならサイト自体の問題です。
つながらないときは、この順に替える
- まず地域を替えます。別の地域でつながるなら、そのサーバーに一時的に届かないだけです。
- ネットワークを替えます。固定回線でだめならモバイルデータで、その逆も試します。妨害の仕方は通信事業者によって違います。
- それから方式を替えます。UDP 系の方式(Hiddify、「プライベート」、OpenVPN)がだめなら TLS で動く Cisco に、端末全体の方式が何度も切れるなら Webプロキシに切り替えます。プロトコルごとのブロックは互いに無関係です。
- それでもだめなら、トラブルシューティングガイドを見るか、方式、地域、エラーの文面、時刻を添えてサポートグループで質問してください。
よくある質問
6つのうちどれがいちばん速いですか?
パケットロスの多いネットワークなら Hiddify です。素直なネットワークなら差は小さく、ボトルネックは方式ではなく地域と時間帯です。
ゲームや音声通話にはどれを使えばいいですか?
Hiddify、「プライベート」、ルーターのいずれかで、遅延の最も小さい地域を選びます。Webプロキシはブラウザだけが対象なので、ゲームや通話アプリは素通りします。
複数を同時に使えますか?
別々の端末でなら使えます。すべての方式でアカウントの同時接続台数の枠(個人2台、ファミリー4台、ビジネス8台)を共有します。1台の端末で端末全体の方式を2つ同時に動かすこと(たとえば「プライベート」と Cisco)は絶対に避けてください。ネットワーク設定を奪い合います。
ルーターとクライアント、どちらかを選ばないといけませんか?
いいえ。自宅ではルーター、外出時はスマートフォンのクライアントを使えます。それぞれ1台として数えます。
Linux ではどれを使えばいいですか?
「プライベート」、OpenVPN、Hiddify にはいずれも Linux 版のクライアントがあります。Linux で Cisco を使うにはオープンソースの OpenConnect を使い、Linux の OpenVPN は初回接続時に認証情報を尋ねてきます。サーバーや NAS なら OpenVPN がいちばん簡単です。