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iPhone で VPN:どの方式を使い、どう設定するか
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iPhone ならまず Cisco から始めましょう。App Store で公式の Cisco Secure Client をインストールし、アドレス、ユーザー名、パスワードを入力すればつながります。読み込むものはなく、互換性も最良です。もっと速さがほしければ Hiddify を、複数の端末を常時つないでおきたければ「プライベート」(Tailscale)を追加します。この2つのアプリは、中国以外の地域の Apple ID でないとダウンロードできません。このガイドでは、どの場面にどの方式が合うか、各設定ガイドの場所、App Store にアプリが表示されないときの対処、つながらないときの確認事項を説明します。iPad もまったく同じです。
iPhone で使える5つの方式
LeoTun のアカウント1つで、iPhone には5つの選択肢があります。最初の4つはスマートフォンにクライアントを入れ、5つ目は何も入れません。
- Cisco(AnyConnect):クライアントは Cisco 自身の Cisco Secure Client で、ほとんどの地域の App Store で入手できます。アドレス、ユーザー名、パスワードを入力するだけで、証明書ファイルも読み込むプロファイルもありません。
- Hiddify:App Store で「Hiddify」を検索し、このサイトの QR コードを読み取って読み込みます。パケットロスの多いネットワークで最速で、振り分けのスイッチも内蔵しています。中国以外の Apple ID が必要です。
- プライベート(Tailscale):公式の Tailscale アプリを入れ、サイトのアカウントで一度ログインします。つながったままで、Wi‑Fi を替えてもモバイルデータに移っても自動で復帰します。中国以外の Apple ID が必要です。
- OpenVPN:公式の OpenVPN Connect を入れ、.ovpn ファイルを1つ読み込みます。プロファイルにユーザー名とパスワードが入っています。
- ルーター:自宅で当社ファームウェアのルーターの Wi‑Fi につなげば、何も入れずにスマートフォンが経路を通ります。
状況で選ぶ
- はじめて使う、または旅行:Cisco。出発前に一度試しておけば、着いたときにそのまま使えます。「旅行ガイド」をご覧ください。
- UDP を制限している寮・学校・オフィスの Wi‑Fi:Cisco。普通の HTTPS サイトと同じく TLS で動き、制限のあるネットワークで最も安定します。
- パケットロスの多いモバイルデータや古い建物の回線:Hiddify。ロスに強いプロトコルを使っています。
- スマートフォン、タブレット、パソコン数台を一度設定したらあとは放っておきたい:「プライベート」。外出先から自宅の NAS にもアクセスできます。「複数端末ガイド」をご覧ください。
- 中国国内にいて、中国のサイトは直接つなぎたい:Hiddify を使い、クライアントで「自動振り分け」に切り替えます。
- 海外で中国の動画を見たい:4つのクライアントのどれでも、中国の地域を選びます。
- アプリの操作をしない家族、または端末が多い:ルーター。「VPN ルーターの選び方」をご覧ください。
- 迷ったら:Cisco から始めましょう。同じアカウントで、あとからほかのどの方式にも切り替えられます。全体の比較は「接続方法ごとの向いている場面」にあります。
設定ガイドの場所
インストール手順はこのサイトに図解チュートリアルがすでにあり、このセクションではその場所を案内します。
- Cisco:「AnyConnect ガイド」の手順のセクションを開き、iOS タブを選びます。App Store へのリンクはCisco ページのインストール欄に、各地域のアドレスは地域一覧にあります。
- Hiddify:インストールしたらHiddify ページで QR コードを読み取るか、Hiddify で始まるボタンをタップしてリンクをコピーします。iPhone での読み込みは Android のスクリーンショットと同じ流れです。「サブスクリプションリンクの読み込み方」をご覧ください。
- 「プライベート」:ログアウト状態の画面で右上の「⋯」をタップし、Use custom server(カスタムサーバーを使用)を選んで、「プライベート」ページに表示されているアドレスを入力し、サイトのアカウントで確認します。詳しくは「プライベート方式のガイド」をご覧ください。
- OpenVPN:OpenVPN ページの表から OpenVPN Connect をインストールし、ログインして地域の国旗をタップして .ovpn ファイルをダウンロードし、クライアントで開いて接続します。
- ルーター:自分で書き込むならルーターのページから始めます。書き込み済みのものもそこで購入できます。
App Store にアプリが表示されないとき
App Store は Apple ID の地域ごとにストアが分かれています。中国のストアには Hiddify も Tailscale もなく、「この App は現在、お住まいの国または地域では入手できません」(This item is not available in your country or region)と表示されるのもこのためです。Cisco Secure Client と OpenVPN Connect はほとんどの地域で入手できます。
解決策は、別の地域で Apple ID を新しく作ることです。支払い方法は「なし」にでき、切り替えるのは App Store 内のアカウントだけなので、iCloud や写真はそのままです。手順は「iOS の App Store ガイド」にあります。
お使いのストアに Cisco Secure Client がない場合は、オープンソースの OpenConnect クライアントが同じプロトコルを使い、同じユーザー名とパスワードで使えます。
他人と共有する Apple ID は必ず断ってください。そのアカウントの持ち主は、あなたのスマートフォンを遠隔でロックできます。出どころの分からない構成プロファイルや「企業署名」のインストーラーも同様です。
iPhone で知っておきたいこと
- 初回接続時にシステムが VPN の許可を求めてきます。許可してください。
- Wi‑Fi とモバイルデータを行き来すると接続が張り直されるのは正常です。「プライベート」は自動で復帰し、ほかの方式は一度つなぎ直す必要があります。
- 同じスマートフォンで端末全体を対象にする方式は、一度に1つだけ動かしましょう。Cisco、「プライベート」、Hiddify を同時にオンにするとネットワーク設定を奪い合います。勤務先が常時オンにしている VPN もその1つに数えます。
- Hiddify では端末ごとに QR コードを読み取ってください。1つのプロファイルを2台でつなぐと、端末枠を2台分使います。
- 日付と時刻は自動設定のままにしておきましょう。暗号化接続には時計のずれが数分以内である必要があり、Cisco で「信頼できない証明書」と表示されるのは、たいてい時刻がずれているためです。
- クライアントのアップデートは、ほかのアプリと同じく App Store から届きます。
iPhone の VPN がつながらない:この順に確認
- このサイトにログインし、アカウントの有効期限を確認します。期限切れが最も多い原因です。新しいアカウントは、お試しか支払いをするまで利用期間がありません。
- スマートフォンの日付と時刻が自動設定になっているか確認します。
- 別の地域を試します。そちらでつながるなら、最初のサーバーに一時的に届かなかっただけです。
- ネットワークを替えます。Wi‑Fi でだめならモバイルデータで一度、その逆も試します。妨害の仕方は通信事業者によって違います。
- エラーを読みます。Cisco の「Login failed」(ログイン失敗)はパスワードの誤りかアカウントの期限切れ、「Untrusted server certificate」(信頼できないサーバー証明書)はたいてい時計のずれか今のネットワークが TLS に割り込んでいるためなので別のネットワークを試し、「Connection attempt has failed」(接続の試行に失敗)はアドレスに届かないので地域を替えます。Hiddify でサブスクリプションを取得できないのは、アカウントの期限切れかパスワードの変更が原因なので、このサイトで QR コードをもう一度読み取ってください。
- 方式を替えます。UDP 系の方式(Hiddify、「プライベート」、OpenVPN)がだめなら、TLS で動く Cisco に切り替えます。プロトコルごとのブロックは互いに無関係です。
- それでもだめなら、方式、地域、エラーの文面そのまま、時刻を添えてお問い合わせページのサポートグループへどうぞ。より詳しいチェックリストは「トラブルシューティングガイド」にあります。
よくある質問
iPhone ではどの VPN アプリを使えばいいですか?
まずは Cisco Secure Client から。アドレス、ユーザー名、パスワードだけで使える公式アプリです。パケットロスの多いネットワークでもっと速くしたいなら、無料で QR コードから読み込める Hiddify を追加します。Shadowrocket は有料アプリで、使う場合はHiddify ページの共有リンクをコピーして読み込んでください。
中国以外の Apple ID がなくても使えますか?
使えます。Cisco と OpenVPN のクライアントはほとんどの地域の App Store にあるので、まずこの2つから始めてください。Hiddify と「プライベート」は、別の地域の Apple ID を作ってからインストールします。
iPad でも設定は同じですか?
同じです。iPadOS も App Store のルールは同じで、クライアントも手順も変わりません。
iPhone で Webプロキシは使えますか?
システムのプロキシ設定には入力できますが、Wi‑Fi ネットワークごとに入力し直す必要があり、アプリがそれに従うとも限りません。スマートフォンなら Cisco や Hiddify のクライアントのほうがはるかに手軽です。Webプロキシはパソコンのブラウザ向けです。
新しい iPhone では全部設定し直す必要がありますか?
Cisco はアドレス、ユーザー名、パスワードをもう一度入力し、「プライベート」はログインするだけ、Hiddify は新しいスマートフォンで QR コードを読み取ります。端末数の上限に達したと表示されたら、古いスマートフォンでログアウトするか、「端末数の上限ガイド」をご覧ください。
海外で中国の地域につないでいるのに、動画が配信地域の制限で見られません。
端末の IPv6 か DNS が経路を素通りしている可能性が高いです。「動画配信のガイド」を順に試してください。